株式会社セラード珈琲

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セラード地域

【生産者紹介】Eduardo Pinheiro Campos (エドゥアルド・ピネイロ・ド・カンポス氏)

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農 園 名 :ドナ・ネネン
生 産 者 :エドゥアルド・ピネイロ・カンポス
生 産 地 :ブラジル・ミナスジェライス州セラード地域
標  高:1080m
開花時期:9月~10月
収穫時期:6月~8月

 

生い立ち

1946年エドゥアルド・ピネイロ・ド・カンポス(3代目)が誕生した。農場で育ちコーヒー栽培、牧畜などを経験した。エドゥアルドは15歳頃になりこの地での生活が飽き足らず首都ベロ・オリゾンテに出て勉学に励み、父と同様に建築学を学び、建築技師となる。やがて、技師としての名声が出ると共に兄弟のレージスと二人で建築会社(EMCCAMP社)を設立した。
エドゥアルド(3代目)は父フランシスコ(2代目)よりの遺産としてプレジデンテ・オレガーリオの大農場を得た。農場をドナ・ネネンと命名した。彼の母の渾名であった。建築技師であった彼も1977年よりコーヒー栽培にも関わるようになった。そしてパット・デ・ミナス市の最初のコーヒー栽培者となった。

農園画像

持続的な生産

ドナ・ネネン農場は800ヘクタールの内コーヒー栽培が230ヘクタールと一部を牧場に使用している。農場ではコーヒー栽培と牧場経営を行っているが、ここに携わるすべての従業員家族の食生活も自給自足体制が取られている。
自然環境保護についても常に注意を払い、農場内の自然環境の再生にも心掛け、耕地内の植生に応じた樹木の再生を続けている。河川についても同様な注意を払い、水質の良好な維持、河川の両側の植生の維持等である。自然環境を保護する事により農業生産にも好結果がもたらされている。たとえば作物への病害虫の駆除、家畜の好環境下での成育率の上昇等である。

 

規則正しい生産工程

収穫から製品になるまでの過程に於いて常に清潔をモットーとして作業が行われている。これに従事する農場の従業員達に対しても同様に国の労働法を厳守し、労働者に与えられた権利と義務を明示し労働者達が安心して仕事ができる体制が作られている。
この様な事から農場の経営方針が国際的自然環境保護団体、UTZ KapehとRain Forestから認証されている。収穫のタイミングは品質に大きな影響があり非常に重要である。

収穫後の丁寧な工程
コーヒー栽培についての彼の持論は、収穫時期の決定である。収穫は1回目は豆の熟度に応じた重さを調整した機械により収穫され、2回目も残された豆の熟度を調べて同様に機械で収穫する。3回目は人力により残った豆の収穫に当たる。
コーヒー樹の更新に付いても、毎年栽培面積内の樹の10パーセントを更新するように心掛けている。ここセラード地域は産地でも比較的気温が高いため、この様なコントロールが必要であると考えている。
均一な熟度のコーヒーチェリー
その為、農場内には常にコーヒー苗用のハウスが用意されている。この様な作業があって収穫量の増収と良品質の製品が得られるのである。
良い製品のコーヒーは長年の経験ときめの細かい作業が必要である。150年を経てきたこの農場でも、その世代々に応じた新しい栽培技術を取り入れて来た結果である。

この農場で生産されたコーヒーが世界中の国そして日本へ輸出されている事をとても嬉しく思っている。

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