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YEMENIA(イエメニア)とは2020年に新たに発見されたイエメン固有の母体品種。
2020年8⽉14⽇にACE(Alliance for Coffee Excellence)とQima Coffee、そしてDr. Christophe Montagnon主催によるExclusiveウェブ会議にて発表された新たなイエメン固有種。その名もも“YEMENIA(イエメニア)”。語尾のIAは⼥性名詞で、⺟体品種(Mother Population)にちなんで名付けられています。イエメン各地から137のサンプリングを⾏いSSR(Simple Sequence Repeat 別名マイクロサテライト)マーカー(ヒトのDNA鑑定や親⼦鑑定にも実⽤利⽤される信頼度の⾼い分析⽅法)を利⽤したDNA品種識別によって発⾒された品種です。エチオピアを起源としイエメンを通じ世界に広まったアラビカ種は300年の年⽉を経て⾃然・⼈⼝交配を経て数多くの品種が全世界で栽培されています。今回、新たに発⾒された⺟体品種YEMENIAは今後更なる新たな品種の起源となる果てしない潜在性があります。
《未知なる潜在性》エチオピアを起源としイエメンから世界に流通した対応性・多様性豊かな品種(ティピカとブルボン)は300年の時を経て現在世界各地で栽培されている主要品種の⺟体となっています。新たに発⾒された⺟体品種は現時点でイエメン以外の国々では栽培はおろかその存在⾃体知られていませんでした。
Hayma Kharijiya(ハイマ・ハリジヤ)地区のBait Alal(バイト・アラル)村住む300名のコーヒー農家にとってコーヒーは彼らの “誇り”と“信仰”の象徴でもあり、数百年にも及ぶ伝統継承の証で もあります。イエメンのコーヒー農家は類まれな過酷な気候条件の下で収穫量は他の産地より遥かに少ないのですが、決して農地を⾒捨てることなく⼤切にコーヒーを⽣産し続けています。以前は⽣産者の財政難や認識・知識不⾜を逆⼿に取った国内のコーヒー業者によって買い叩かれていたBait Alal村の⼈々ですが2013年にQIMAによって、その⾼い潜在性を⾒出されたBait Alal村の⽣産者は、市場価格の倍価での買取、無⾦利の融資そして販売利益の還元を受け、ただ収⼊が増えただけでなく世界にその品質が認められた事を誇りに思い、その⾼い品質を損なう事なくQIMAの指導のもと丁寧な栽培・収穫をおこなっています。ただ⾼値で買い取るだけでなく適切な⽊々の管理や収穫、丁寧で管理の⾏き届いた乾燥をおこない続け2017年には97点のスコアを獲得しています。
農 園 名 :バイト・アラル村集落300名の村民
生 産 地 :イエメン・ハイマ・ハリジャ地方
栽培品種:Yemenia
標 高:2300m
精製処理:Natural
輸入規格:30㎏箱(15㎏バキューム×2袋入)
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- 商品コード
- :YEN210001